先月、マンションの避難訓練がありました。
マンションで火事が起きたという想定のもと、マンションの広場まで逃げるという訓練。
避難訓練の後には、消火器を使用する体験会や、煙の部屋を逃げる体験などもありました。
事前に告知されていた訓練ですのでスムーズに広場まで逃げることができると思っていましたが・・・
やってみると次男を抱っこ紐に入れて、長男に靴を履かせて・・・とやっていると、案外時間がかかってしまいました。
頭で分かっていることと実際に行動できることは違いますね。
そういえば、長男の保育園でも月に1回は避難訓練をしていますし、避難訓練って本当に大切ですね!
子供が小さいからこそ、近所での助け合いが必要!
今回痛感したのが、小さな子供二人を連れて逃げることの大変さ。
たまたま夫が外出しており、私と子供たちで避難訓練に参加したのですが、一人で子供二人を連れていると、とにかく素早く動くことが難しいんですよね。
火事や地震といった災害は、夫がいる時に起こるとは限りません。
というか確率でいえば、平日に起きる確率のほうが高いわけで・・・基本的に夫はいないという想定で動かなければなりませんよね。
だからこそ、周りに頼ることができる人がいるかどうかって、とても大切だなぁと感じます。
今回の避難訓練でも、マンションの理事会の役員さんが避難経路に立っていてくれたのですが、そういうことだけでもだいぶ安心できました。
うちのマンションはまだ新しく、あまりご近所でのお付合いは盛んではないのですが・・・
「遠くの親戚より近くの他人」
やはりご近所でのお付合いは大切にしていきたいなと思いました。
地震で逃げるときにはブレーカーを落として!
もう一つ、避難訓練の際に消防署の方がお話されていたことを確認。
阪神・淡路大震災の際は、地震そのものだけでなく火事によって多くの命が奪われました。
地震による火災の原因の多くは、お料理などで使われる火ではなく、電化製品によるものなんだそうです。
判明した発火源の61%が電気ストーブや水槽ヒーターなど電気による発熱器具だとのこと(総務省消防庁調べ)。
例えば
- 電気スタンドがカーテンに触れていて、その熱によってカーテンが発火する通電火火災
- 地震で停電した後、電気の供給が復活した時に、破損していた器具・コード類に再送電されて発熱して起こる再送電火災
- 揺れでコンセントとプラグの接触部分がショートして発熱し、出火するトラッキング・過電流火災
などなど。
たとえパチッという小さな火花でも、地震でガス管が破裂していたりしたら・・・たちまち引火して大火事になるわけです。
そうならないためにも、電気の元の部分を閉じてしまう。
つまり、ブレーカーを落とすというのは、地震の際は大切だそうです。
いざという時のために!シミュレーションをしておこう
今回の避難訓練は火事が起きて広場に避難するというものでしたが、やはり我が家の課題も色々と見えた気がします。
やはり、普段からシミュレーションをしておくということが大切だと感じました。
- 家族で自宅にいる時に地震(火事)が起こったら
- 子供たちと私で自宅にいる時に地震(火事)が起こったら
- 次男と私で自宅にいる時(夫が仕事、長男が保育園に行っているとき)に地震(火事)が起こったら
それぞれのケースについて、どういった優先順位で行動するべきか、とっさの判断ができるように備えておきたいと思います。