女性同士の議論って難しい・・・「朝まで生テレビ!『激論!女性が変える?!ニッポン』」を見た感想

4月29日に放送された「朝まで生テレビ!『激論!女性が変える?!ニッポン』」。録画していたものをようやく見ることができました。

田原総一朗司会「朝まで生テレビ!」番組公式サイト

正直、期待していたほどの内容ではなくガッカリしたのですが・・・同じ女性でも色々な立場の方がいるので、なかなか難しいなぁと考えさせられました。

番組内容

激論!女性が変える?!ニッポン

「保育園落ちた 日本死ね」の衝撃!!!
“一億総活躍”と“女性が輝く社会”と現実…

女性国会議員誕生70年!男女雇用機会均等法施行30年!
そして、女性活躍推進法施行…

子育て、待機児童、少子化、介護、ガラスの天井、女性管理職、男女格差、女性議員比率、
子ども・女性の貧困、夫婦別姓、男性の育休問題、一億総活躍社会、安全保障、憲法…

いま、女性は何を問題とし、
ド~変えたいのか?!

多士済々の女性論客をお招きして
ニッポンの課題を徹底討論!

番組HPより

今回は、女性のみのパネリストによる議論ということで、特に決まったテーマはなく、女性の目線で議論するというザックリとした内容でした。

パネリスト

  • 高階恵美子(自民党・参議院議員、党女性局長)
  • 山尾志桜里(民進党・衆議院議員、党政務調査会長)
  • 赤尾由美(アカオアルミ代表取締役)
  • 江川紹子(ジャーナリスト)
  • 荻原博子(経済ジャーナリスト)
  • 河添恵子(ノンフィクション作家)
  • 堤未果(国際ジャーナリスト)
  • 中野円佳(女性活用ジャーナリスト)
  • 三浦瑠麗(国際政治学者、東京大学政策ビジョン研究センター講師)
  • 吉木誉絵(作家)

今回、私は「育休世代」のジレンマ 女性活用はなぜ失敗するのか? (光文社新書)の著者、中野円佳さんのお話が気になって番組を見たのですが、保育園問題で話題にあがる山尾議員なども出演されていました。
初めて知る方も多かったのですが、番組を見ていると、割と保守的な方も多いのかなという印象です。

ビックリ!!「子どもは本来3歳までは自分の手で育てるべき」と考える女性がまだまだ多い!?

今年の初めに話題になった「保育園落ちた日本死ね!!!」

何なんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日見事に保育園落ちたわ。どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか。子供を産んで子育てして…

今回の討論でも、保育園をはじめとした子育て問題・少子化問題について話し合われました。

その時にビックリしたのが・・・
こういった討論にゲストで呼ばれている、所謂インテリであるであろう女性の中にも「子どもは本来3歳までは自分の手で育てるべき」と考える女性が結構いるのだなぁということ。

「もっと子どもを自分で育てられる社会を作るべき」「子どもが小さいうちは女性は家庭に専念するべき」さらには「子どもは生んだ母親の責任」「日本人女性は3歳までは子どもを自分で育てたい人が圧倒的」みたいな発言もあり、クラクラ~っとしてしまいました。

うーん、このあたりは世代間の認識の違いでしょうか。
まぁ、私よりも10歳くらい上の世代だと、確かに「子どもは本来3歳までは自分の手で育てるべき」と内心思っている人はそれなりに多いとは思うのですが・・・こういうメディアに登場するような、インテリと言われる人の中にも、まだまだこういった考えが残っているんですね・・・
ってことは、世間の三歳児神話って本当に根強いってことかしら・・・

子どもは3歳まで自分の手で育てるべき!?個人的には1歳で保育園に預けてベストでした!!
未だに根強い三歳児神話。 正直、三歳児神話なんて昔の話、と思っていたのですが・・・ 自分が子どもを産んでみて、まだまだ三歳児神話...

そもそも3歳児まで子どもを母親が育てるって現実的じゃない!

いやね、私も3歳まで子どもは自分の手で育てたいって思う人を否定するつもりはないです。それは個人の考えだから。そして、小さいうちは子どもを自分で育てたいって思っている人は、それをできる世の中になればいいなぁと思います。

けど、今のご時世、専業主婦をするって結構贅沢ですよね?夫の給料だけで生活できる人って今の日本でどれくらいの割合でいるのだろう。それなりの割合ではいるけど、専業主婦がマジョリティってわけではないですよね。

ちなみに、 内閣府男女共同参画局男女共同参画白書 平成27年版によると、

平成9年以降は共働き世帯数が男性雇用者と無業の妻から成る世帯数を上回っている。26年には,雇用者の共働き世帯が1,077万世帯,男性雇用者と無業の妻から成る世帯が720万世帯となっている。

とのこと。

私たち子育て世代に限定していえば、もっと共働きの割合ってあがると思います。

つまり、「子どもは本来3歳までは自分の手で育てるべき」なんて言っても、そもそも現実的じゃないですよね・・・

3歳児まで子どもを自分で育てたいと考えない人も増えてきている

そして、私自身は、もし夫の稼ぎだけで生活できたとしても、やっぱり働きたいし・・・子どもは1歳から保育園に預けたいと思っています。なぜなら、保育園で小さいうちから子どもが生活するメリットも大いにあると思うから。

番組内で中野さんも発言されていたのですが・・・

3歳まで自分で子どもを見たいかどうかという質問に対して「はい」と答える人が多いというのは、今の社会規範を前提だからなんですよね。
でも、保育園に行かせることのポジティブな面が広まれば、早くから子どもを保育園に預けることに対しての社会での考え方も考えがかわっていくはずです。

番組内での議論でも、中野さん・三浦さん・吉木さんといった、子育て世代の方で実際に保育園を利用されている方は、保育園に対してかなりプラスの評価をされていると感じました。
それは、実際に保育園に預けてそのポジティブな面を感じているからなんだと思います。

その他気になった発言

根本的に、そもそも国として「人を育てるんだ」「しっかり投資するんだ」という姿勢がない。

中野円佳さん

少子化なのに待機児童がいる。待機児童問題は本来子どもの権利の一つとして考えるべき。日本も批准してる国連の「子どもの権利条約」には「子供の居場所は国の責任で守る」とある。子どもの権利の保障の観点から対処すべき。

堤未果さん

女性同士の回ということで、やはり少子化問題や保育園問題には時間が割かれていました。
ただ、もともとテーマが絞られていなかったので、少子化問題をどう解決するか?みたいな具体案などは出てこなくて残念かなぁ。

女性同士の議論って難しい

今回の番組はテーマが決まってなかったからかもしれませんが、全体的に散漫な印象。
今回のパネリストの方々は、世間一般の女性よりも議論慣れしている方が多いのだとは思うのですが・・・なんとなく感情論に走りがちというか、データの裏付けがない議論が多いというか。

自分自身もそうだと思うのですが、女性って社会に出てから議論の訓練を受ける機会が少ないんですよね。なので、データの裏付けをもとに、周囲を理論的に説明するような議論の仕方ができる人が少ない。
(まぁ、実際の人間関係の場では理論的ではなく感情で話し合うのもいいのですが・・・)

女性同士の議論ってそういう部分が、こういう番組としては難しいのかなと思いました。
いや、女性同士で色々話し合うって内容としては、共感できるところも多かったし、聞いてて分かりやすかったのですが・・・

この番組って、それこそ団塊の世代のおじ様方が見ていたりする番組だから、女性同士の議論の悪い部分を見て「これだから女は」って思われそうだなぁと、ちょっとガッカリしてしまいました。

いや、そもそも今回のテーマが「女性」ってだけで、きちんと決められてないのだからデータを持ち寄ることもできないかも。
日本の人口の半分以上が女性なんだから、女性だって色々な考え方の人がいるわけで、こんなザックリしたテーマじゃ、いい議論できないですよね。

ということで、もっと深く掘り下げて欲しい発言もあったのですが、全体的に残念な印象。

今後、例えば「少子化問題」とかで、その分野に強い人を集めて議論する内容を希望します!!

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中野円佳さんの著書。

↓読んだ感想はコチラ

読書『「育休世代」のジレンマ 女性活用はなぜ失敗するのか?』
以前から気になっていた、中野円佳さんの著書。 「育休世代」のジレンマ 女性活用はなぜ失敗するのか? (光文社新書)を読みました。 ...

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