幼児期からの早期教育の代表的なもののひとつに、英語のレッスンがあると思います。
保育園のお友達で英語教室に通っているという話はあまり聞きませんが、幼稚園の子だと英語教室に通っているという話はチラホラ聞きます。
幼少期に英語に触れると「英語耳」が育つ、なんて話も聞きますが、正直言って私は英語の早期教育は必要ないと思っています。
よく聞く、英語の早期教育を不要とする考えの一つに「まずは母国語をきちんと話せるようにならないと、思考する力がつかない」といったことが挙げられます。
が、私が英語の早期教育が不要だと考える理由は・・・
英語って結局は度胸だと思うからです。
実はうちの夫、義父の仕事の都合で5~10歳をアメリカで過ごした帰国子女なんですが、英語を話すことができないんです。
いや、正確には旅行先で買い物をするくらいの英語は話せます。旅行先での英語を聞く限り、とても流暢な発音なのです。
が、帰国後きちんと英語を勉強したことがないため、ビジネスで使うような英語は全く話せません。
そして、失敗を嫌う性格のため(長男とソックリ!)英語を使う場に出ようとしません。
就職の時に外資系企業を受けるなんてこと、絶対にしなかったわけです。
結局、折角発音が良くても、聞き取りができても、英語を使う気がなければ話せないのと同じことなんですよね。
また、私自身も小学校から私立だったため、小学校1年生から英語の授業がありました。中高もPROGRESS IN ENGLISHという、結構有名な英語の教材を使った授業を受けていて。
外国人の先生もいらしたので、発音もそこそこきちんとした英語を習っていました。
でも何となく英語には苦手意識があって、受験英語はあまり苦労しませんでしたが、その後英語を使うことはなく。
本当はうちの両親は私に1年くらい留学させてあげようと思っていてくれたらしいのですが、私自身が海外に行く度胸がなく、学生時代も就職も日本国内。
結局、未だ英語をきちんと話すことはできません。
一方で、私の従姉妹二人。
特に幼少期から英語を勉強していたわけでもなく、高校時代まで成績もそこまで良かったわけではなかったのですが、英語が好きで大学時代に留学。
一人は仕事でも英語を使いこなし、一人はアメリカの人と結婚しました。
正直、高校時代までの英語の成績は私のほうが良かったと思いますが、英語が話せるのは従姉妹達の方です。
また、仲の良い友人のお父さんが海外を飛び回っているビジネスマンで、何度か英語を話している姿を見たことがありますが、発音なんてメチャクチャ。
でもビジネスでバリバリ英語を使っているんですよね。
大切なのは英語の発音ではなく、英語を使って話す内容ですので、発音は良いほうがいいけどマストではないってことです。
そういったことから、結局、英語が身に付くかどうかって本人の度胸だよな~と思っています。
確かに英語の早期教育でしっかりした発音は身に付くかもしれない。
けど、早期教育の結果、必ずしも英語が話せるようになるわけではないのです。
英語を使って海外にでる度胸とか、正しい英語を話せなくても臆せずコミニュケーションを取ろうとする気持ちだとか、そういうものこそが英語習得に必要だと思います。
なので、我が家の場合は、英語の早期教育はしないつもりです。
・・ただ、うちの長男の場合、初めてのことが苦手なので、とっかかりでつまずく可能性があります。
こんばんは♪
私もそう思います!
うちのダンナさんは、「名前書いたら受かる高校」卒業ですが、
日本語流暢なアメリカ人にも、ありったけの知ってる単語で話しかけてます。
発音も文法もめちゃくちゃですが、「こういう人が話せるようになるんだろうな。」
と感じます。
私は全然度胸ないから、海外に行くとめっきり無口に・・・。
そこだけは、ダンナさんのDNAがいくといいんですが。
saiさん
ありがとうございます!
やっぱり、saiさんのご主人のように、最初は発音も文法もめちゃくちゃでも、
とにかくいっぱい話しかけられるタイプの人が英語を話せるようになりそうですよね。
我が家は夫も私もそこのところがダメなので、
子ども達にはなんとか度胸をつけてほしいところです。