最近、子供たちを連れて2週間に一度図書館に通うのが習慣になっています。
今回は春を題材にした絵本を中心に借りてきました。
その中で、4歳の長男に好評だった絵本。
次男が4歳になった頃の参考に、記録しておきます。
ばばばあちゃん のいちごつみ
長男の大好きな「ばばばあちゃん」シリーズの絵本。
ばばばあちゃんの、ちゃきちゃきしたキャラクターが魅力的です。

おいしいジャムを作ろうと、ばばばあちゃんは野いちご摘みに出かけます。かごいっぱいに摘んで帰る道々、「ちょっと一粒」とつまみはじめたら、あれあれ、いちごはどんどんなくなって……。
でも心配はご無用。明くる日、子いぬや子ねこや森の動物たちも一緒に、にぎやかに野いちご摘みにいって、もっといっぱい摘みましたよ。福音館書店サイトより
みんなでのいちごを食べながら家に帰るシーンで、リズミカルな数え歌を歌うのですが、ここが長男のお気に入り。
保育園の帰り道などに、楽しそうに口ずさんでいます。
この「のいちごつみ」は、残念ながら今では販売していないようですが、図書館では借りられると思うのでお勧めです!
はるかぜのホネホネさん
ギコギコキーッと自転車をこいで郵便を配達するホネホネさんは、無口で働き者の青年。いつも町のみんなにうれしい便りを届けてくれます。
今回は、春風にのって、入学式や花粉症、お茶会、春祭りなどの春らしい話題を運んでくれます。住民たちの暮らしぶりをなごやかに伝えてくれるホネホネさんシリーズの3作目です。福音館書店サイトより
ガイコツのホネホネさんという設定は一見怖そうですが、とてもあたたかく優しい内容。
「ギコギコキーッ」というフレーズが繰り返し出てきて、テンポよく読める絵本です。
白黒をベースにときおり単色が使われていて印象的な絵は、ホネホネさんが手紙を配達する地図になっていたり、住民たちの楽しそうな様子が細かく描かれていたりで、長男も一人で眺めて楽しんでいました。
特に淡いピンクの色使いが、一面の桜をイメージさせてくれます。
この絵本で長男は「さくら並木」という言葉を覚えたようで、近所の桜並木を通った時に「わぁ、きれいな桜並木だね!」と言っていて、絵本の力はスゴイなぁと感心しました。
また、来年の桜のシーズンに借りたい一冊です。
14ひきのぴくにっく
とにかく絵が素敵な14ひきのシリーズ。
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさんと兄弟10ぴき。14ひきの大家族のあたたかい日常・季節行事が優しい絵で描かれたこのシリーズは、最近の長男のお気に入り。
春です。おべんとうを作って、みんなで野原へピクニックに出発。おひさまぽかぽか、花もいっぱい。
童心社サイトより
この14ひきのぴくにっく (14ひきのシリーズ)は、春の暖かい日差し、野の花、つくし、ちょうちょ、かえるなど・・・とにかく春の様子が目に浮かぶような一冊。眺めているだけで幸せな気分になります。
都会っ子の息子達はなかなか目にすることができない光景ですが、いつかこんな春の自然を見せてあげたいなぁ。
決して文章は多くありませんが、1ページ1ページ、自然の様子や14匹の様子が細かく描かれていて色々な発見があります。
読み聞かせのほか、長男一人でもパラパラとページをめくって眺めて楽しんでいます。
☆☆☆
もともと言葉に対する興味が割と強い長男。
最近では寝かしつけで何度か読んだ絵本を暗唱していることも多くなってきました。
4月に借りた春の絵本は文章も短いものが多く、「僕が読む!」と言って私に読んでくれることもありました。
また、これまでは基本的に「絵本は母親に読んでもらうもの」という感じだったのですが、春の絵本は絵が素敵なものが多く、自分でパラパラと絵本を読む(眺める)場面も多かったように思います。
こうやって少しずつ、自分で本を読むという読書習慣が身についてくれるといいなぁ。