保育園の二人目ママが「この本知ってる?」といって貸してくれた絵本『おへそのあな』。
ちいさな ちいさな あかちゃん。
いまは まだ
おかあさんの おなかの なか、
だけど・・・・・・・。おかあさんの
おへその あなかな
みえる
みえる。おにいちゃんが
みえるなにしてるのかなぁ。
お母さんのお腹の中にいる赤ちゃんは、おへその穴から外の様子を見ています。
お兄ちゃん、お姉ちゃん、お父さん。
それぞれが赤ちゃんの誕生を心待ちにしている様子を、赤ちゃんがお腹の中から観察している、この絵本。
今の息子にピッタリでした!
赤ちゃんが母親のお腹の中にいるということが最初はあまりピンときていない様子の息子でしたが・・・
この絵本を寝る前に読み聞かせるようになってから
「ちびちびちゃん(お腹の子の愛称)動いた!」
と言ってみたり、私のおへそに向かって
「ちびちびちゃん、今からお兄ちゃんパジャマに着替えるからね!」
と言って、誇らしげに一人でお着替えをしたり。
この絵本を読んでから、お腹の中で赤ちゃんがどう過ごしているのかを想像して、自分がお兄ちゃんになる心構えをしているようです。
お腹の赤ちゃんは頭を下にしていて、だから外の世界もひっくり返って見えているのが、これまた面白い!
赤ちゃんから見えているお家の中の様子(カレンダーや張り紙の文字など)も、色々と細かい設定が個人的には好きです。
ほぼ毎晩寝る前にこの絵本を息子に読んでいて、どんな赤ちゃんが生まれてくるのか息子と二人で色々と話すのが、日課になっています。
息子なりに自分がお兄ちゃんになることに対して色々と思うところがあるようですが、この絵本のお陰で、少なくとも今は楽しみにしている気持ちが大きいように感じています。
また、この絵本を読むと、お腹の子もポコポコお腹を蹴っていて・・・
お腹の中でこの絵本を聞いているのかな?
とてもとても、温かい気持ちになれる絵本。
二人目以降の出産を控えているご家庭や、これから出産を控えているママに、ぜひオススメしたい一冊です!!