子育て

【小1の壁】最大の壁は子どもへのフォロー!4月後半は親子ともに疲れきっていました

「小1の壁」というキーワードを聞いたことがあるでしょうか?
ワーキングマザーであれば耳にしたことがある方も多いかもしれません。

私がこの「小1の壁」というキーワードを初めて耳にしたのは、5年ほど前。
長男を保育園に預けて仕事に復帰後しばらくして、会社の先輩ママに話を聞いたときだったような記憶があります。
その先輩は、お子さんが年中さんか年長さんで、いよいよ子どもの小学校入学を控えて今後の働き方を検討していたのでしょう。
当時は「子どもが小学生になるなんて、まだまだ先の話だわ~」と思っていたのですが、子どもは想像以上に早く成長するもので・・・
まさにこの4月は、小1の壁に直面した1ヶ月でした。

ゴールデンウィークがあり、なんとかその疲れもある程度リセットできた気がしますが、4月後半は長男だけでなく私も、本当に疲れきっていました。
「小1の壁」というキーワードは事前に知っていましたが、予想と違う大変さにクタクタになってしまったのです。

小1の壁とは?

保育園は、両親が働いている前提で子どもを預かってくれますよね。
一方で小学校に入ると、共働き家庭も専業主婦家庭もいる環境に入っていくことになります。
当然小学校は、親が共働き前提で動いていません。

子どもを保育園に預けていたあいだはなんとか仕事を続けてきた共働き家庭でも、子どもが小学校に入るのを機に仕事をやめたり、働き方を変更せざるを得なかったり・・・
そういった、子どもが小学生にあがることで直面する、共働きの難しさを総称して「小1の壁」と言います。

事前に考えていた小1の壁の大変さ

 

小1の壁を乗り越える(?)ために、子どもが年中くらいから周囲の小学生ママに少しずつリサーチをし始めました。
ネットでも1年位前から「小1の壁」で検索したような。

そんなことで、ある程度小学校に入って働きにくくなることは予想していました。
事前に考えていたのは、小学校に入ることで子どもを預ける時間が短くなるリスクや、平日の行事などの物理的な大変さです。

子どもを預けられる時間の短さ

小1の壁としてよく挙げられるのが、学童に子どもを預けられる時間の短さです。
保育園は一般に朝7時頃から夜20時頃まで開所しています。最近では、22時ごろまで預けられるという認可保育園も少しずつですが増えています。
都市部では8~18時くらいで預ける家庭が多いものの、19時・20時まで保育園で過ごす子どもは珍しくありません。
特に首都圏では通勤に片道1時間以上かかることが珍しくなく、時短勤務できない職場だと20時ごろにお迎えに行くというのは、そこまでレアケースではないはずです。

一方で公設の学童は18時とか19時までというケースが多いようです。
小学校1年生であれば、学童までお迎えに行かなければならないことも多いでしょう。
仕事を終えて18時に学童にお迎えというのは時短勤務でないと難しいものですが、一方で子どもが小学生になると時短勤務が終了する職場が多いというのも事実。
学校に併設した学童では、物理的に仕事を続けられないという話をよく耳にします。

 

我が家は下の子がまだ2歳で時短勤務を続けられるため、なんとか19時までにお迎えに行くことはできます。
しかし今後のことを考えて民間学童に長男を通わせました。
子どもを預けることができる時間の短さは民間学童に通わせることでクリアできると思ったのです。

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平日の学校行事の多さ

子どもが小学校に入ってから驚いたのが、4月の平日に学校に行かねばならないことの多さです。
入学式はもちろん有給をとったのですが、それ以外に保護者懇談会、授業参観、家庭訪問と、平日に親が学校に行く(家庭訪問は先生が家に来る)行事が3回もありました。
まともに全てに参加しようと思ったら、入学式をあわせて一月に4回も仕事を休まなければなりません。
時短勤務をしているとはいえ、週5で働いていたら一月に4回も休むって、なかなか難しいですよね。

しかも、そういった学校行事の詳細は入学式に知らされます。

 

事前に知らされていたら仕事の調整だってできますが、入学式の日に「来週の〇曜日の〇時から保護者懇談会です」と言われてもね・・・

正直このご時勢でも、小学校というのは、母親が家庭で子どもを待っているという前提で動いていると感じることがしばしばあります。
(もちろん地域にもよると思いますが、我が家の長男が通う小学校は残念ながら母親が働いていない前提という感じ)
事前に先輩ママから「平日行事多いから覚悟しておいた方がいいよ」と聞いていたのですが、予想以上の頻度でなかなかハードです。

我が家が直面した小学校1年生スタート時の壁

実際に長男が小学校に入ってみて、小1の壁というのは物理的なことだけではないのだなということを知りました。
預ける時間とか有給のやり繰りとかももちろんあるのですが、そういったことは民間の学童を利用することでクリアできる部分も多いのです。

ですが、それとは別に子ども自身のフォローが、本当に大変でした。
これまでワーキングマザーとして働いていて、この1ヶ月が一番、働くことの意味を考えさせられたというか・・・働くことへの迷いが生じました。

子どもの小学校の準備のフォロー

私が毎日苦戦しているのが、子どもに小学校の準備をさせることです。

小学校に入ると、毎日の授業に合わせて持っていくものが違います。
意外と持っていくものが多く、親でも混乱しがちです。

しかも!
保育園時代は親が持っていくものを準備しても良かったですが、小学校に入れば基本的に子ども自身が持ち物を準備することになります。
最初は「自分で勝手にやってくれるんだから楽だわ~」と思っていましたが、いやいや違いました。
当たり前ですが、最初は子どもも自分ひとりで準備なんてできません。
できるように親がサポートしなければいけないわけです。

学校に学童にと慣れない環境で過ごして疲れ切っている子どもに、小学校の準備をさせるのは、予想以上に大変です。
グダグダになっているし、隣では次男がテレビを見ているので気が散るし(ひどいときにはテレビを切りますが、それはそれで次男がかまって欲しくて面倒・・・)。
「何を持っていくか」を子どもが把握していないので、それを把握させるための工夫も必要です。

そんなこんなで、小学校の準備に30分くらいかかります。
これに付き合うのは、なかなか骨の折れることです。
今、きちんと自分で準備できるようにサポートすることで、1年後には楽になっているとは思うんですけどね~
頭では分かっていますが、やっぱり大変です。

最大の壁は子ども自身が心身ともに疲れていること

この1ヶ月で感じた最大の小1の壁が、子どもが心身ともに疲れてしまうということです。
小1の壁って、子どものお迎えの時間に間に合わないとか、平日の親の出番が多いとか、そういった物理的なことだと思っていたんですけどね・・・
もっと子どものフォローの部分が難しいんだなと感じています。

私の場合は時短勤務を続けているため、子どもと一緒に帰宅する時間は保育園時代と変わりありません。
ですが、子どもの疲れ具合が保育園時代と比ではないんですよね。

学校も学童も初めての先生やお友達という環境です。
慣れない人間関係にも疲れるでしょう。
長男の通っていた保育園は異年齢保育&自由保育だったため、授業を受けるために決められた時間のあいだ席に座っているというのも疲れると思います。
保育園時代には花まる学習会に通ってはいたものの、本格的に勉強をすることも初めてです。

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さらに保育園時代よりも朝出発する時間が早くなったことで、朝は少し早起きになりました。
保育園では疲れていればお昼寝をさせてもらえましたが、小学校に入れば当然お昼寝はありません。
そんなこんなで学童のお迎えに行く頃には、お腹もすいて眠いという状態です。

帰宅は18:30で、そこからおやつ→お風呂→夕飯を済ませ、夕飯を食べたらすぐに寝室へ。
テレビを見たり遊んだりする時間も30分くらいしかなく、21時前には眠ってしまいます。

そんな状況で、本人も本当に疲れているのだと思います。
次男と些細なことで喧嘩をしたり、小さなことで拗ねたりと、精神的にも不安定になっていて、なんとなく攻撃的になっているんですよね。

そうなると、
子どもにこんな思いまでさせて仕事続けるって意味あるのかな?とか、
もう少し子どもと一緒にいられる働き方を考えたほうがいいのかな?とか、
色々とかんがえてしまうわけです。

我が家の最大の小1の壁ですよねー。

小1の春はやっぱり大変!でもやるしかない!

そんなわけで、この1ヶ月は親子で本当に大変でした。
いや、一番大変なのは、長男自身だと思うんですよね。
けど、それをフォローしなければいけない親も結構大変でした。

正直、本当に働き方を見直したほうが良いかもしれないなという感覚は今でもあります。
それでも、我が家には私が専業主婦になるという選択肢はありません。
ならば、やるしかないわけです。
長期的に考えると、転職やフリーランスへの転向なども視野に入れたいとは思うのですが、まずは今のこの瞬間はなんとか乗り越えなければなりません。

幸い、5月はゴールデンウィークがありました。
昨年転職するまではデパート勤めで連休とは無縁でしたが、小学校入学の1ヵ月後に連休があるって、働く親としてはありがたいです。

慣れない新生活で疲れ切っていた長男が、しっかり充電して元気になってくれたのが分かるし、私自身もいいリフレッシュになりました。

子どもは目まぐるしく成長するものだから、きっと自分でできることも増えていくし、忙しい中でも自分のペースを見つけていってくれるのでしょう。
だから、今がmaxでしんどいのでしょう。
と、信じています・・・!

我が家と同じように小1の壁に直面して息切れしているママやパパがいたら・・・一緒に頑張りましょうね!

また、きっと来年も小1の壁に直面するご家庭があると思います。
でも、ゴールデンウィークがありますからね!なんとかなるはずです。

自分が選んだ道だけど、そして今の私には専業主婦になるのは難しいけれど(専業主婦になる方が煮詰まって苦しいタイプです)、子育てしながら働くってまだまだ大変だな~と実感した1ヶ月でした。

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